【気が付けば】麗春の候【折り紙祭り開催】

春も深まり、のどかで過ごしやすい日が続きますが、つつがなくお暮らしでしょうか

写真は昨日17日となります。

午後3時。ユニット内を歩行器にて散歩されているS様。

「ちょっと聞いてくれる?」と。娘様とのやり取りを傾聴致します。

「歩きながらお話し聞かせて下さい」と。ゆっくりとユニット内を運動を兼ねて移動しながらお話しお伺い致します。

こちらのテーブルでは、折り紙を行っているところでした

「Y様折り紙とても上手なんですよ!」とユニット職員Kさん。いつも見ない真剣な表情で少しずつ折っております。

「もうダメ!手が動かなくて」と。「そんなことないですよ!凄いですね!しっかりと折れてますよ!」

「もう忘れちゃったのよ」と言いながらも、少しずつ、少しずつ進めておりました!

デジイチのバリアングルモニターをお見せしながら「こんなに素敵に写ってますよ!」と、実践すると感心されながら笑顔頂きました

H様もお声がけすると目線頂戴致しました

居室でお休みになられていた99歳のS様。丁寧な移乗のユニット職員Kさんとの信頼関係がしっかりと構築されているようで、この表情。

「S様も折り紙されますか?」「もう昔はだいぶやったけどね、もう忘れちゃったよ」と言いながらも、「やっこさんだったらわかるよ」と。

教えてください!とお伝えすると

「もう手が動かないからね」と、言いながらも少しづつ丁寧に教えてくださいまして

「ここから先がどうだっけ?」と、私と2人で行き詰っていると、職員Kさんが登場。

「ここをこうするんですよ~」と。すると思い出されたようで

やっこさんを作ったあとに「船ってどうやるんだろ?忘れちゃった」と。Sさんもぐんぐんと記憶が蘇ってきている様子でした!

こちらのテーブルでもC様はK様に、「鶴折れる?覚えてる?」

「もう忘れちゃった」と笑顔で言いながらも、

「一緒にやってみる?」「可愛い紙あるからこれ使いなさいよ」と。自身の紙を差し出して

「もうすぐに忘れちゃうから」と仰られながらもすらすらと出際良く折られております。その手の動きを追いながら丁寧に紙を折るK様も印象的でした

次は風船です。C様がお隣のM様に「風船折れる?覚えてる?」とM様も風船を覚えていたようで、協力しながら

最後には空気を入れて

きれいな風船と鶴が完成しました!

レクリエーションでなくとも、日々の時間でこうしてコミニュケーションがあり、お互いが協力しあい、支えあいながら暮らしていく。わたし達は、そんなココロ温まる日常のお手伝いをさせて頂いております。

麗春のみぎり、お健やかな日々を過ごされますようお祈りいたしております

※撮影の為、マスクを外しております

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