【消防訓練】本日14時より開始【消防士からの檄が飛ぶ】

拝啓

新緑の候 皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

本日は光彩会みちみち大宮におきまして、さいたま市消防局との連携で、年に2度の消防訓練を本日14時より行われましたことを、

これよりお伝え致します。

さいたま市消防局北消防署 植竹出張所より、日々厳しいトレーニングを積み重ねている屈強な消防隊員が水槽付ポンプ車で現場へ到着しました

ピカピカに美しく磨き上げられた資機材の一つであるポンプ車です。大切に使われていることが伺えます

今回の訓練に関しまして、事前に施設長が消防訓練のマニュアルを作成して関係各所に配布し理解しているつもりでは御座いましたが、

矢継ぎ早に聞き慣れない言葉で計画の再確認をされ、場の空気が変わりました。

それもそのはず。わたし達は、利用者様の命をお預かりしている立場です。その手順の再確認、

注意点など消防士から伝達がありました。気を引き締めて、訓練を開始します。

出火元はショートステイさくらそうユニットキッチン

お昼の食事レクリエーション中に、油が燃え広がり、火災になると想定

すぐに利用者様を非難させます 緊迫した空気感の中落ち着いて迅速に行動する利用者様

口元にはタオルで覆います。怪我人もおり、看護課が怪我人救助に入ります

避難を最優先しながらも、迅速に消火活動をしますが、なんと初期消火に失敗してしまいます

1F事務所より放送連絡で「1階さくらそうユニットより火災が発生しました。職員の指示に従い避難してください」

 

ユニット職員の迅速な対応により、ユニットへ向かうと非難準備は完全に整っていました

本来であれば、非常口からベランダに出て、一人ひとり救助する作業がありますが、今回は訓練ですので非常口前で待機します。

訓練だとはわかっていても、皆様有事に備えて真剣です

一方各ユニットより、避難完了及び、怪我人の状況などが1F防災本部に次々と入電されます。

「あやめユニット入居者10名、職員3名避難完了しました」「了解しました」

 

消防本部の施設長が、避難員数、職員人数を確認。全員の避難が無事終了したことを、事務所より放送連絡しました

避難訓練を終えて、消防士より厳しい言葉も交えながら反省点や、改善すべき点、

そしていざ災害が発生した場合の気持ちのあり方をレクチャーして頂きました。

わたくしども施設と致しましても

利用者様の人命をお預かりしている立場です。職員も真剣にその話しに、耳を傾けておりました。

場面は変わりまして、次は施設駐車場で、消火訓練が行われます。消防士から、まずは消化器の使い方や注意点をレクチャーがあります

お手本から見せて頂きます

いざ何かしらの形でどこかが出火した時に、冷静に消化器をある場所から取り出して、

その火元に冷静に消化活動を行えるのでしょうか。その為の訓練です

火事を発見しました。まずは大きな声で周りに火事であることを周知します。

そして、近くにいる人には周りへの避難と消防への119番への伝達をします

それが終わると火元へ向かって、消化器から出る粉(水)を、火元に向けて掛けていきます

無事消火しました

消火活動を終えると、消防士より、消火活動にあたり、心構えやその初動活動の説明に、真摯に耳を傾けている職員

命をお預かりしている立場として、施設が開設して3年。

幣施設はとんでもない最新の各種防災機器が備わっている、最新鋭の施設であることを再確認したとともに、

それを使いこなせるかどうかは、そこにいる人間次第であり、また何よりも第一に行動することは、

仮に火災が発生した場合に「一人でも多くの利用者様の命を守るために何を最優先すべきか」

この教訓をしっかりと記憶し、万が一の有事の際にも、慌てず落ち着いて行動することができるのか、

あらためて自問自答した避難訓練の活動報告を、ここにお知らせ致します。

若干私情を交えてキーボードを叩いていることをお許し下さい。

さいたま市消防局北消防署 植竹出張所の消防士の皆様も、大変お疲れ様で御座いました。

本日の訓練を教訓にし、職員一同日々邁進していく所存で御座います。

※撮影の為、マスクを外しております

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