小夏

拝啓

うだるような暑さが続いておりますが、お変わりございませんでしょうか。

ご家族の皆様からは、いつも身に余るお力添えを賜り、心からお礼申し上げます。

 

こんばんわ。天然パーマの職員Hです。

本日は午後からコロナ渦で直接面会が出来ない中、スカイプを使ってのリモート面会のご予約が午後より入っております。

そんなリモート面会を午後に控えた入居者様

新聞を読んだり

テラスのガーデニングのお手入れをしたりと

穏やかな時間を過ごしております。

そして面会のお時間

ipadを使ってスタッフがサポートしながらお話しします。

 

また元気を取り戻している利用者様

あの後、食事介助をしました。

思いを噛みしめるように「美味しい」と言って下さる

耳が遠いのならば、ホワイトボードを使って、気持ちを伝えます。

「笑顔のお写真頂けますか」と

私は、大切な利用者様のご家族様の声や、その涙を見たときに

とても責任を感じます。

 

また、今日は利用者様から精一杯の言葉で「このコップの写真を撮ってくれ」と頼まれました。

多くはお聞きしませんでしたが、恐らく大切なご家族様からのプレゼントの品なのでしょう。私は少ない言葉の中でそう感じました。ですので「わかりました」と「びしっとかっこよく撮影しますからね」とお伝えしてカメラを構えました

こちらたんぽぽユニットに移動してちょうど一か月が経ちました。

少しずつ利用者様方と、心の距離を縮めている実感があります。

流れゆき、過ぎさる時間も

ご家族様にとっては、かけがいのないもの

その大切な時間を、私たちスタッフは、自分の家族のように日々ご一緒しております。

シフトが終わり、私が帰るときには、皆様に挨拶をして帰ります。

そんな中で、一人の女性の入居者様が初めて手を振って見送って下さいました。このユニットに来て、初めての経験でした。

少しづつ、お互いの距離を縮めていく。

そんな尊い時間を、いつも大切にしていきたいと職員H感じている次第です。

ご家族の皆様には今後ともご尽力を賜りたく、伏してお願い致します。

まずは取り急ぎお知らせまで。

※写真撮影のため、マスクを外しております。