【しゃぼん玉祭り】野分の候【突風に注意】

拝啓

 

秋晴のみぎり、ご家族様並びにご関係者様におかれましては

一層ご清祥のこととお喜び申し上げます。

本日9月25日、こちらあやめユニットでは、ユニットリーダーのNさんのアイディアで、

【秋空の下、心地よい風を感じながら、シャボン玉をして幼少時代の懐かしい記憶の海馬を呼び起こしたい】

との号令が下々に伝令として指示が御座いまして、さっそく準備に取り掛かりまして、その一部始終を余すところなくお伝えしたいと存じます(と、勝手にタイトル作ってます←)

若くして弊施設最年少あやめユニットリーダーのNさん。

実は老健施設で6年のキャリアを重ねたバリバリの叩き上げの人

そして何より寛大で優しいリーダーさん。ある程度の【しゃぼん玉グッズ】は用意しているようですが、そこは市販グッズに頼ることなく、持ち前のアイディアでストローを手際よく【しゃぼん玉】が作れるソレに加工しております。

限られた職員の人員の中で、見守りを行いながらレクを行うのは至難の業。

しかしながらそこは歴戦の猛者

ユニット横のバルコニーで、恐らく久方ぶりでしょう、利用者様としゃぼん玉を打ち上げます

しゃぼん玉だらけと相成りまして

そうこうしていると、多忙極まるケアマネTさんも、限られた時間を拵えて頂き、こちらあやめユニットに顔を出して利用者様とお話しされております

若干場所に手狭感がありまして、ロケ地を変えます

次のロケ地はそう、ベランダ←

 さっそくしゃぼん玉の洗礼に

Eさんも、笑顔を見せて下さいまして

ケアマネTさんがC子様にお声がけしながら、C子様もフルフルとしゃぼん玉製造機を振ると、みるみるとしゃぼん玉が飛び立ってゆきます

Y様は、ちょっと難易度の高いグッズを使われております

しっかりと左右に素早く棒を動かし、沢山のしゃぼん玉が空に舞っております 素敵

I様、秋のきまぐれな風がうおさお致しまして、時には可愛いしゃぼん玉も、主に向かって牙を向くことも御座います。危険を回避しながらも楽し気な様子のI様。

いつ牙が降りかかってもセルフディフェンス出来るように、目元は細目です。

大変申し訳御座いません。万全を期して行っておりますが、風の気まぐれさだけは予測不可能です。それにしてもソレを圧倒凌駕する笑顔 美しい

風とか、訴えとか、色々なことが渋滞している そんな1枚

「もう出ないじゃない?」とても冷静なS様。いつも職員に「ありがとね!」「世話掛けるね!」と、感謝のお言葉を下さいます

親子どころか、孫とおばあちゃん、そんな風景です

しゃぼん玉をして、謳って、踊って、一番楽しんでいたのはS様。きっとそれは秋空と

とてつもなく心地よい風と、心を許しあえる同じユニットの利用者様や、愛あるユニットリーダーのケアがあってこその賜物ではないかと、そう感じて止まないです

もう謳って踊って

女子3人組

M様も、ご一緒に大変楽しまれておりました

いつも他の利用者様の気配りをされる優しい貴婦人

感受性がとても豊かで、今日も沢山の感動を伝えて頂いております。本当に嬉しい。

 

秋の涼風とともに、幸多き日々を迎えられますようお祈りいたします。

※撮影の為、マスクを外しております

撮影/ライター たんぽぽ職員H